こんにちは!かんなです。
東京に日本最大のモスクがあるのをご存じですか?
モスクの内部がとても美しく、人気の観光スポットになっています。
しかも無料で見学できるんですよ(^^)b

東京ジャーミイ・トルコ文化センター
アクセス
住所:〒151-0065 東京都渋谷区大山町1−19
電車やバスで行く場合:小田急小田原線、代々木上原駅から徒歩5分
東京メトロ 千代田線 代々木上原駅から徒歩5分
京王バス 大山町バス停から徒歩2分
開館日 :年中無休
開館時間:午前10:00 ~ 午後6:00
※金曜のみ一般の見学は午後2時から6時までだそうです。
予約について:少人数であれば見学の予約は基本的に不要。5名以上の団体だと予約が必要。
見学時の注意事項
服装については、身体の露出の少ない服装で行きましょう。
男性はハーフパンツやタンクトップはNGです。
女性は長袖、長ズボン、ロングスカート(足首まで隠れるもの)などで身体の露出をかなり少なくする必要があります。それから女性は頭を覆うためのスカーフかストール(色・柄・形は不問)を持参することをお勧めします。(無料貸し出しもありますが、数に限りがあります。)
ちなみに私の見学時の服装は、長袖(暑い日だったので、カーディガンを持って行って見学時に着用)、長ズボン、そして念のためスカーフの代わりに大判のハンカチのようなものを持参しました。見学者の人数が多くて、無料貸し出し分が足りず、持参したハンカチがあったので助かりました(^^;)他の女性の見学者の中には、若い方だとインスタ映えを意識して、ちょっと異国っぽい雰囲気のあるキレイな服装で来ている方もいましたよ。
個人の写真撮影については、他の来館者、信者の方々、礼拝されている方々を被写体にしなければ、基本的には自由に撮影してOKだそうです。
人気の無料見学ツアー(日本語ガイド付き)
土曜、日曜、祝日は、14:30から日本語ガイド付きの見学ツアーがあります。
見学ツアーの所要時間は1時間半位。
(※祝日が金曜日に重なった場合、ツアーはお休みです。)
1階で待っていると、時間になったらガイドさんが現れてツアーが始まります。
1階の入口です。ツアーに参加する見学者は、入口を入ってすぐの所でツアー開始時間を待ちます。
待っている間に、1階に置いてあったこのデーツと紅茶(どちらも無料)を頂きました。
見た目は微妙ですが、かなり美味しくて3~4個くらい食べました。
お土産コーナーがあるので、売ってたら買って帰ろうと思ったら、試食で出しているものはお土産コーナーで売っていなかったので残念でした(T-T)(私の近くにいた他の見学者がお土産コーナーの店員さんに売っていないか確認してたのを聞きました。その時はたまたま売っていなかったのかなぁ。。。)
ちなみにデーツは、ナツメヤシの果実です。味は、干し柿のような感じで、ねっとりして甘いです。
デーツは種類が色々ありますが、Amazonなんかでも入手可能です。
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この見学ツアー、そんなに人が多くないのかな?と思っていたら、団体様がゾロゾロと入ってきて、見学者は男女合わせて総勢50人位はいたような気がします。私は1人で参加しましたが、他にもお1人様の女子が何人かいました。
見学ツアーのガイドさんは、東京ジャーミイについてかなり熱心に説明してくれます。そのため1階から2階の礼拝堂の見学に行くまで少々時間がかかりました(^^;)でもガイドさんの話はなかなか興味深いものでした。
ジャーミイとは1日5回礼拝が行われている大きな礼拝場を示す言葉として使われていて、その語源は、アラビア語で「人の集まる場所」という意味だそうです。
これは2階の礼拝堂の入口です。1階から2階に上がってこの入口を見ると立派さに驚きました。
ドアもこんなに立派です。前身である東京回教学院は木造建築で老朽化に伴い取り壊され、現在のモスクは2000年にオスマン様式で再建されたものだそうです。水、セメント、鉄筋以外の建築資材は全て、トルコから日本に送ってきたものを使用していて、トルコから100人位の建築家や芸術職人が日本に来て建築や装飾をしたそうです。
礼拝堂の入口から入って内部を見上げた写真です。思わずおぉーっと声に出る立派さです。
礼拝堂の中では女性はスカーフ等で頭を覆う必要があるので、入口付近に無料貸し出しのスカーフが置いてあります。
細部まで素晴らしい装飾・デザインです。ステンドグラスもほんとに綺麗です。
東京にこんな所があるなんて!まさに異国です。
いつまでも見ていられます。
礼拝堂に入るとまたガイドさんの説明が始まります。
上の写真に写っているのはミフラーブと呼ばれるメッカの方角を示す壁の窪みだそうです。

私が行った時は、ガイドさんの説明の途中で礼拝の時間になったので、イスラム教徒(ムスリム)の方々がメッカの方角に向かって横一列に並んでお祈りをする、実際の礼拝の様子を見ることができました。(ガイドさんも礼拝に参加していたので、見学者はその間、座って見学です。)アザーン(礼拝時間の合図)も聞きましたが、礼拝堂内に響くアザーンを唱える男性の声が良かったです。
礼拝堂の2階(建物全体でいうと3階)は女性専用の礼拝室になっています。
2階(建物全体でいうと3階)からはまた違った角度から礼拝堂を見ることができます。
ちなみにトルコの陶器等にチューリップが描かれているのは、チューリップの原産国がトルコだからだそうです。チューリップと言えばオランダと思っていたので意外でした。元々のチューリップは花びらの先がシャープな印象ですが、現在主流のチューリップは品種改良されているので、花の形が違っているそうです。
またモスクはシェルター(避難所)としての役割を持っているそうです。
人以外に動物達も避難できるように、東京ジャーミイの建物の外側に鳥の巣が設置されています。
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お土産
異国の雰囲気を味わった後は、お土産コーナー(HALAL MARKET)に移動です。
1階にあるHALAL MARKETでは外国の色々な食品(雑貨、穀物、お肉、お菓子、飲料、インスタント食品等)を販売しています。
私はHALAL MARKETでオススメしていた写真右下のチョコレート(なかなか美味しかったです)や、試食で置いてあったものとは違いますが、写真左上のデーツ(結構高かったです)を買いましたが、買った中で一番美味しかったのはこちら(写真左下のもの)↓。
バクラヴァというトルコなどで有名な人気の甘いお菓子です。
パイ生地にナッツが挟んであって、かなりあまーいシロップがたっぷりかかっています。
でも美味しい。甘党にはお勧めです。こちらも色々種類があるようですが、Amazonなんかでも買えます。
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その他・感想
見学ツアーだと見学者も沢山いましたし(オトナ女子1人で行っても大丈夫でした(^^))、ガイドさんも熱心に説明をしてくれましたが、特に宗教の勧誘をされることもなかったです。
ラマダン(イスラム教徒が日中の飲食を断つ断食月)のイフタール(断食が終わる日没後に摂る食事)ですが、イスラム教徒以外の一般人の方も予約をすれば無料で食べられるようです。詳細は東京ジャーミイのホームページをご参照下さい。

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